NOKA!

チョコレートのような、ちょっと嬉しいエピソード。

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仕事

仕事で言ってもらえた嬉しい言葉

2016/09/21

私は法律関係の個人事務所で事務員をしています。

働き始めてもう15年近くになりますが、給料はほとんど上がらず、今年の夏のボーナスは去年より10万円以上減額となりお小遣い程度の金額でした。

それについて経営者から何の説明もありません。

事務員とはいっても法律的な知識は必要となり、それなりに業務をこなしているのにも関わらず、見合った待遇は得られず、「自分の仕事はこの程度のものなのか、自分がいなくてもいいからこんな待遇なのか」と考えるようになり、転職も検討するようになっていました。
それでも依頼者の役に立てる仕事はできているという自覚はあったので、とりあえず依頼者のために頑張ろうという気持ちで何とか日々仕事をやっていた時、昔から仕事をさせていただいている依頼者の方と電話で話をした際、つい気を許して待遇が悪いから転職をしようかと思っている旨を話してしまいました。

働き始めた頃からの依頼者なので、「もし私が仕事を辞めて迷惑をかけることになったら申し訳ありません。」という気持ちで話をしたのですが、その依頼者の方が、「あなたがいなくなったら自分は他の事務所に依頼をする。あなたには言いたいことが言えるし、仕事もちゃんとやってくれるから信頼しているけど、事務所にはそれほど思い入れはないからね。」と、笑いながら言ってくれました。
その言葉を聞いて、つい涙が出てしまいました。自分が今の仕事をしている意味がないのではと悩んでいたところに聞いたので、本当にうれしかったです。

心のつかえが取れた感じがしました。
正直言って待遇には納得できていないので、転職については引き続き検討していますが、それでも仕事での自分の存在が少しでも意味のあるものだと知ることができたことは、とても貴重なことでした。

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