NOKA!

チョコレートのような、ちょっと嬉しいエピソード。

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社会

役に立てて、うれしかったこと

2016/09/08

以前、聴覚障がい者の方に関わるボランティアを長く続けていました。

そのため、よく市の福祉会館に通っていて、障がい者団体の会議に同席する機会も何度かありました。

その団体で役員として活動されていた、視覚障がい者の男性の方を、よく朝に乗る電車でお見かけしていました。いつも白杖を頼りに、長いホームの中、田舎なのでたった一両しかない電車に乗りこんでおられます。

私がその方の顔を覚えていても、その方が私のことを知っているはずはありません。気になっていたのですが、挨拶することもできませんでした。

先日久しぶりに、その方と同じ電車に乗りました。

ちょうどお盆の時期で、乗客が増えると見込まれていたのか、いつもは一両しかない電車が、その朝は二両、連結していました。

その視覚障がい者の方は、普段ならスムーズに電車の入り口を見つけられていますが、いつもと車両の位置が違ったせいで、何度も白杖で車体をさぐっておられます。

思い切って声をかけて、入り口の場所や、今日は電車が二両つながっていることを伝えることができました。

先日、盲導犬を連れた視覚障がい者が、電車のホームから転落するという痛ましい事故が報道されました。

ホームの幅が狭いことに加えて、何本か立っている柱の位置のせいで、いつも左側を歩くように訓練されている盲導犬が、線路側の危ない位置を歩いてしまう危険がある、という検証がニュースで流れていました。

もし目が見えなかったら、電車のホームに限らず道路、階段など危険な場所はたくさんあると思います。

視覚障がい者の方がそうした場所を歩いていたら、周りにいる私たちも、危ないことがないか、自然に気をつけて見守ることが大事ではないかと思いました。

 

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